不気味は貴方の魅力
怖いと思った。
知りたいと思った。
癒された。好きだった。
普通じゃないと思った。
それがいいと思えた。
守ろうと思った。
このまま続くと思ってた。
普通だった。
当たり前な欲を持っていた。
悲しかった。
私は大きな力に負けたと思った。
普通ってなんだろう。
なにを求めていたんだろう。
何も知らなかった。
そもそも戦っていないのに。
何故だろう。
嘘つきだと思ってしまった。
失恋をしたみたい。
どんなに考えても
不気味な貴方が魅力的だった。
私はただの少数派でしかない。
貴方は大きな力に流されたのではない。
人間の当たり前の心理の中の選択をした。
それでも私は
普通ではなかった貴方が好きだった。