脳…狂…晴空、舞う

真っ黒なキャンパスに一滴のモスグリーン。そこに綺麗なちょうちょを添えて

不気味は貴方の魅力

怖いと思った。

知りたいと思った。

癒された。好きだった。

 

普通じゃないと思った。

それがいいと思えた。

守ろうと思った。

このまま続くと思ってた。

 

普通だった。

当たり前な欲を持っていた。

悲しかった。

私は大きな力に負けたと思った。

普通ってなんだろう。

なにを求めていたんだろう。

何も知らなかった。

そもそも戦っていないのに。

 

何故だろう。

嘘つきだと思ってしまった。

失恋をしたみたい。

 

どんなに考えても

不気味な貴方が魅力的だった。

 

私はただの少数派でしかない。

貴方は大きな力に流されたのではない。

人間の当たり前の心理の中の選択をした。

 

それでも私は

普通ではなかった貴方が好きだった。